ソフトバンクの2007年秋冬モデルが発表。シャア専用ケータイで笑いました。シャア専用ザクII頭部型の充電器とか、見境無いところに潔さを感じます。個人的にはテレビを一切見ないので、900SHシリーズがすっかりワンセグケータイになってしまった以上は気になるモデルもなく。来年のゴールデンウィークあたり、今使っているケータイが購入後2年で買い換えどきなんですが、カメラ機能を強化したSHの新作は出ないのかなあ、とか。
昼過ぎから恵比寿へ出かけて、「パンズ・ラビリンス」を鑑賞。「ミミック」以降、独特の映像には定評があるギレルモ・デル・トロ監督らしい魅力的な題材で、さらに物語の作り込みも良かったんですが、全体に作り込みが甘かったような。
主人公の少女オフェリアが、「辛い現実と立ち向かうため空想世界に没頭する」のがキモなんでしょうが、この展開だと「空想世界に没頭して現実を顧みない困ったちゃん」に見えるのが悲しい。魅力的なクリーチャーたちも、ただ出てくるだけで物語の展開に深く絡むようなこともなく。小間使いのメルセデスまわりの話をもっと削って、空想世界とオフェリアの関係を密に描いてくれたら良かったのになー、とか。メルセデスとオフェリアを関連づけて語ろうとしているんでしょうが、それにしては二人の共通点が薄く語り切れていない印象でした。
メルセデス役のマリベル・ベルドゥは「天国の口、終わりの楽園」にも出ていた演技派で、真に迫った演技はさすが。主人公オフェリア役のイバナ・バケロも可愛かったー。あとダグ・ジョーンズって細いんですね! ペイルマンの扮装は凄かった。「ヘルボーイ」をまだ観ていないので、そっちを観ようとは思いました。
その後は、魚が食べたいと言うことで新宿の十徳で飲んだくれ。さんまの姿めしが美味しすぎて感動したり。他にも季節の魚介類が盛りだくさんでちょっと食べ過ぎ、飲み過ぎてしまいました。
「魍魎の匣」が12月22日公開とのこと。亡くなられた実相寺監督に代わって、原田眞人監督がメガホンを取ったというのはなかなか面白いチョイス。硬軟併せ持ちつつ、若干硬派よりの職人気質という作風はこのシリーズには適役で、うまくすれば次回作以降も期待できる人選ですね。キャストも、関口くん役の永瀬正敏が腎尿路結石のため降板したのを除けば前作のまま。特報を見る限り良い感じに出来上がってきている様子で、これは楽しみです。
チャコ氏側のお墓参りに初めて参加。瀬島家は神道なので、仏教式のお墓参りは慣れておらず緊張しましたが、とても神妙な気持ちになれました。儀礼はあくまで儀礼なんですが、そこに向かうと不思議とまっすぐな気持ちになれるので大事にしたいと思っています。
しかし、それにしても絵に描いたようなお墓参りは初めてで、しかも9月も終わりだというのに真夏の日差しで、映画で見た風景だ! などとはしゃいでしまって反省。うーむ。
その後、六本木ヒルズで「プラネット・テラーinグラインドハウス」を鑑賞。やー、ロドリゲスもタランティーノに負けず劣らずバカで良いですね。こういう弾けまくった映画を観ると元気が出ます。ただロドリゲスの良いところであり欠点なのは、どんな映画もそれなりに面白く作ってしまうところ。面白かったらZ級映画じゃないだろう、などとひねくれた気分になりながら観ていました。
しかし、夏のタランティーノ出演作×3を図らずも網羅してしまいました。ネタっぽい映画ばかりだったので、次はもうちょっと雰囲気のある映画が観たいですね。
スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴを観てきました。なんせあの三池監督のことですから一筋縄ではいかない映画なのは前提条件なんですが、意外とまとまった映画だったんじゃないかと。ただ、詰め込みすぎて中だるみするのはいつもの通りで。どうせならもっと弾けて欲しかったかなと。マカロニ・ウェスタンへの愛があれば小ネタで楽しめるんでしょうが、門外漢だったので入り込めなかったなー。
全編英語なのも辛かったけども、伊勢谷友介と木村佳乃の英語がやたら上手くて驚きました。二人とも海外生活経験者なんですね。特に伊勢谷友介の妖艶な存在感にはちょっと惚れました。ラストで盛り上がったのも、彼の演技が一役買ってるんじゃないかと。
全体に期待以上のものがなかったのは残念ですが、これだけ質の良いアクション映画を日本でも撮れるというのは嬉しいことですね。他の作品に見習って欲しいところです。
ちなみに今回初めて、新宿バルト9で鑑賞。劇場のデザインや設備はキレイで良いんですが、食べ物周りに全くこだわりが感じられなくて失望。メイン階のフードコーナー以外が貧弱なので飲み物を持ったままエスカレータに乗らなければいけなかったり、食べ物も干からびていてフライドポテトに至っては冷めてたりで、海外資本系のシネコンと比べるとかなり劣るサービスでした。残念。
今日は朝の早くから出かけて、まずはジブリの絵職人 男鹿和雄展を鑑賞。仕事の際にもっとも参考にしている絵描きさんの初の展覧会なので、穴の空くほど眺めていたらあっという間に3時間が経っていました。
しかし展示の内容は凄いの一言。一枚にかけられる時間が通常の絵画より短いため、ポイントを押さえた効果的な技法で描かれていて、特に「となりのトトロ」や「おもひでぽろぽろ」の空気感は原画で見られて良かったなあ、と。見たからと言って描けるようにはならないですが…。
展覧会は大盛況という情報を事前に得ていたので、前売りを買っておいて開館と同時に入りましたが大正解。平日でしかも小雨交じりの天気なのに、出てきた13時頃には20分待ちの列が出来ていました。休日の午後は2時間待ちらしいなので、これから行かれる方は要注意です。
その後は六本木に移動して昼食を摂り、さらに「デス・プルーフinグラインドハウス」を鑑賞。いやあ、ひどいひどい。タランティーノだから許せるだけで、内容は純粋なスラッシャー映画です。後半の「バニシング・ポイント」と、知った顔の俳優がいなければ面白くないんじゃないかとも思うんですが、それでも十二分に楽しめるのはタランティーノの才能なんでしょうか。いやらしすぎるほど的確なカメラワークとか。ポップコーンとコーラを楽しみながら友達とワイワイ見るような映画ですね。
映画のあとは外で呑むのがセオリーなんですが、今日は疲れていたので即帰宅。ビールを飲みながらチャコ氏と今日の感想やら批評やらをとりとめもなく。ツマミはそーみんチャンプルーと、例のオイルで作ったベーコンとほうれん草のアーリオ・オーリオ。家で飲むのが楽しいのは良いんですが、居酒屋メニューばかり覚えてしまう…。
ブルース・ウィリス、掲示板に降臨全レス>疑われてiChatで本人証明(Engadget Japanese)
ネタかと思ったらマジでした。ハリウッドスターとiChatできる時代ですかうわー。「個人的にはこれまでのシリーズで傑作は1だけだと思う」とか、発言がぶっちゃけすぎですね。本当にサプライズというのに一票。
ネムキの表紙が諸星大二郎だというので迷ったあげくに購入。で、読んでみたら今回の「栞と紙魚子」が思いっきり井の頭公園を舞台にしていたので、弁天様の付近を重点的に散策してみました。池に突き出す格好で佇む神殿がなかなか趣があります。吉祥寺付近は「栞と紙魚子」に限らず諸星作品に関係の深い土地なので、そのうち一人ロケ地ツアーみたいなものを敢行しようかと画策中。
なんか井筒監督が、映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」への批判を展開しているようですが、そもそも観る前から一方的に否定するって映画監督としては最低の行為なのでは。太平洋戦争を題材にしつつ評価が高い作品は、古くは「日本のいちばん長い日」から、最近でも「硫黄島からの手紙」などがあることですし。というか自分からラブアンドピースなんてタイトルに付けちゃう精神の方が僕には共感できないところです。
そういえば、井筒監督の新作の完成披露試写会は、どういうわけか東京都知事選の直前に開かれたあげく、なぜか浅野史郎候補が舞台挨拶に参加するという政治的偏向ぶりを発揮してましたね。この作品について、観ないうちから「歴史認識を極端に歪曲している政治的プロパガンダだ」と言われたら、井筒監督はどう反論するんでしょうか。
「サンシャイン2057」観てきましたー。ダニー・ボイル監督作ですが、どうもこの人はハリウッドには向いていないということを改めて認識させられる出来でした。物語的な破綻はないんですが、テーマも絞り込めていないので見終わって何の感想もないという。むしろキリアン・マーフィーが相変わらず愛おしすぎて大変でした。いろいろ書きたいけどネタバレになるので自粛。
あと、やたら空いていたのに真後ろに座ったカップルが、上映前からネタバレ会話してたり上映中に携帯電話のバイブ鳴ってたりで最悪でした。なんか恨みでもあるのか。
ギレルモ・デル・トロ監督の最新作「パンズ・ラビリンス」がアカデミー美術賞と撮影賞とメイクアップ賞を獲得。うひゃあ。ますます楽しみになってきましたが、公開は今秋。そんなこと言わないでゴールデンウィークあたりに公開して欲しいなあ。
で、そんなアカデミー賞を横目に見つつ「逆転裁判4」の限定版を買うためにリロード大作戦。公式での通販が13時からなのに、買えたのが17時って…。サーバーの再起動直後にねじこんだ感じで一度繋がってからは軽かったんですが、手続きの途中ではじかれる人も多かった様子。
結局21過ぎで公式の予約は完売。その一方で、オークションに商品が…。この悪循環を何とかして欲しいんですが、まだまだ難しいところなんでしょうか。
オーシャンズ13のティーザー予告(英語版)
今回はアル・パチーノの参加でオヤジ映画ぶりに加速がかかっていそうですが、その空気を嫌というほど予感できる予告編。前作のせいで、マット・デイモンが出てくるだけで笑ってしまったり。ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットとの三人で座ってるところとか最高。全米公開は6月8日。