10年。 | etc., -
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入江亜季さんのあり胡同がまもなく閉鎖とのこと。1999年の今日に開設で、ちょうど10年なんですね。というか、うちの10周年とか完全に忘れてました。
コミティアに行ったらまず絶対に入江さんの本を買うようにしていて、今でもPCの後ろの棚に入江さんの同人誌が沢山並んでいます。その近くの棚には最近出た単行本なども。執筆活動自体は変わりなく続けられるということなので、これからも作品を楽しみにしています。

ウェブサイトを開設している理由というのは、管理人ごとに色々あると思います。僕の場合は備忘録という要素が一番強いかなあ。とにかく忘れっぽく、何でも残しておきたいのでやってます。絵を飾るにあたって、現実のギャラリーだと場所や時間の関係でなかなか行けないですが、インターネットなら24時間いつでも運営できるしどこでも見られるというのも利点。見るのも無料だし。とにかく気がついたときにふらっと寄って眺められるようにしたいという思いがあります。前回の日記に書いた黒澤デジタルアーカイブが一番やりたいことに近いのかも。それなら、もっと本とかも展示しないとですが。

デジタルアーカイブ | movie, -
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クロサワの「心」永久保全、資料デジタル化・ネット閲覧も(読売新聞)
黒澤明関連の資料などをデジタル化した「黒澤デジタルアーカイブ」が公開されました。なんというか凄いの一言。当時の写真、台本、パンフレットなどなど、クロサワに関するあらゆる資料が、快適な環境で閲覧できます。こういうサイトは大学の研究関係ではよくありますし、僕もたまに利用しますが、芸術家個人に関するアーカイブというのは初めて見ました。海外のサイトでもここまで気の利いたサイトは少ないのでは。興味のある方は是非。

ホームズ | movie, game
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ガイ・リッチー監督の「シャーロック・ホームズ」予告編が公開 。
実は先日、今更ながら「ゾディアック」をDVDで観てロバート・ダウニー・Jr の色っぽさを再認識したばかりなんですが、今回のホームズ役でもトばしてますね。しかも相棒ワトソンはなんとジュード・ロウ!これはそっち方面が好きな方(特に女性)にはたまらないんじゃないでしょうか。ダウニー・Jr が早速続編を希望しているという話もありますし、映画としてもとても楽しみ。

Team ICOが手がける新作のトレイラーが流出!?
三作目なので「TRICO」というのは巧いなあ。ワンダに出てきた巨像みたいに大きい獣に乗って、ICOに出てきたような城の中を探検する、というゲームなんでしょうか。いろいろな情報を総合するとどうもフェイクではなく本物っぽいですが、こういうゲームなら問答無用でプレイしたいです。

映画尽くし | movie, days
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先週「バーン・アフター・リーディング」を、そして昨日は「レッドクリフ Part2」を見てきました。前者はいかにもコーエン兄弟という作品で、しかしちょっと軽すぎたかも。ブラピは期待した通りバカっぽかったし、マルコヴィッチもいかにもという印象。クルーニーがもうちょっと偏執的だったら面白かったかも。でもコーエン作品でのクルーニーの、毎回なにかに執着しているところは好きです。前作「ノーカントリー」がシリアスな「ビッグ・リボウスキ」だとしたら、今回はコメディタッチの「ファーゴ」というところでしょうか。
レッドクリフは、これも期待通りジョン・ウーならではの映画でした。シナリオなんかガタガタだし矛盾点とか無駄なところも無数にあるのに、勢いだけで見せられるのがこの監督の凄いところ。こういういい意味での大雑把さが日本映画にも欲しいですね。個人的には、樋口真嗣監督とかで、幕末の長州志士を主役にした歴史スペクタクルを、この映画と同じ要領でやったら絶対売れると思うんだけどなあ。

国分寺に引っ越したので、学生時代よく通った立川シネマシティを利用しています。事実上のメイン館であるシネマ・ツーは僕が子供の時にはなかったし、立川駅前の風景もまったく違ったんですが、なんとなく懐かしい雰囲気に。最近はおしゃれな店舗も増えて、吉祥寺ほどではなくても買い物するには十分な感じなので、またしばらく厄介になりそうです。
ちなみに、昼と夜も立川でいただきました。お昼は伊勢丹にある更科堀井。お蕎麦に適度なコシがあってとても美味しかった。夜はインド・ネパール料理の Ful Bari(フルバリ)。ここは今まで食べたインド料理店では一番かも。ナンもカレーもジューシーなのに脂っこすぎず、あっという間に食べてしまいました。ランチセットも安いみたいなのでまた行きたいですね。

「蒼き戦記 はるかな道へ」 | information, -
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角川つばさ文庫「蒼き戦記 はるかな道へ」が本日より発売になりました。吉橋通夫さんによる本格的な和風ファンタジーもので、僕は表紙と本文挿絵を担当しています。児童文学というくくりなのですが、書店などで見かけたら是非手にとってみてください。
編集さんに聞いてみたら絵を掲載するのは問題ないということだったので、ギャラリーに今回の表紙を掲載してみました。本の表紙を描くのは初めてでかなり試行錯誤したんですが、おかげで良い絵になったんじゃないかと。

さらに、来月発売予定の「グレートジャーニー 1 パタゴニアからチチカカ湖へ」でも、地図や図説などの簡単なカットを担当しています。そんな感じでお仕事情報も増えてきたので、INFOにまとめて掲載することに。お仕事は控えめながら募集中。児童書関連のお仕事でしたら大歓迎です。

地デジカ・再 | etc., -
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草なぎクン後任つまずく、「地デジカ」説明を無断で借用(読売新聞)
地デジカの説明文で Wikipedia の説明文を無断転載してましたというお話。具体的な文面については以下のサイトに掲載されています。

鹿が裸になって何が悪い - chidejika.tv

言っている先からこういうことをするテレビ関係者というのはどういう頭をしてるんでしょうね。先日のブログねつ造番組にしてもそうですが、ネット上の文章には著作権はないとでも思ってるんでしょうか。更に「当該部分を削除することでおわびに代えさせてもらいたい」というのも厚かましいことで、それなら動画共有サイトにあがっている動画だって指摘されて削除すればお咎め無しにするのが筋でしょう。言ってることとやってることが無茶苦茶です。

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