従弟の結婚式でした。インディーズバンドをやってるとは聞いていましたが、その関係の人々が多数参列していて、ちょっとしたコンサート状態でとても華やかでした。インディーズバンドといってもロックとかパンクとかではなく正統派の現代音楽で、楽器もヴァイオリンやトランペットからアコーディオンやピアニカまでいる、なかなかユニークな集団で賑やかに盛り上げてくれました。他に会場も世紀末パリ風の建築で良かったし、料理も美味しく、素晴らしい式でした。
これでいとこを含む同世代の親戚で結婚していないのはあと二人。うちの三男と母方の従弟のみになりました。このご時世になかなかの割合。どっちも見込みがないわけではないので、どちらが先に片付くかも気になるところ。
帰宅後、疲れたので何もする気が起きず、録画してあった『遠い空の向こうに』を鑑賞。噂に違わぬ出来でした。ジョー・ジョンストン監督らしく、ちょっと優等生すぎる仕上がりなんですが、元になったドラマがそもそも感動的なのでその力に圧されて映画も面白くなった印象です。地面に潜る炭鉱と空へ昇るロケットの対比がひたすら感動的。しかも友情・親子・師弟など様々なドラマがあるのにどれも本筋と直接つながっているのに、全てが映画内できちんと存在感を持っていて、ある程度は作ってるんだろうと疑ってしまったほど(実際は、ほぼ実話だが余計な事はあえて語っていない、といったところ)。これは万人におすすめできるヒューマンドラマですね。