4/29
 ビデオで『博士の異常な愛情〜』を観ました。まだ観てなかったのかと言われそうですが。他にも『ゴッドファーザー』『プラトーン』『ニューシネマパラダイス』とかをまだ観てません。うう、怒られそうだ。
 で、内容ですが、案の定楽しめました。もっと皮肉っぽくて芸術的なものを想像していたんですが、完全にB級映画のノリで良かったです。特にラストで大活躍のストレンジラブ博士が最高。やっぱりキューブリックのセンスはいいなぁ……。


4/28
 ビデオで『ラスベガスをやっつけろ』を見ました。ここまで荒唐無稽な映画は初めてです。なんというか……こういうのを勢いで作ってしまえるテリー・ギリアムはすごいなぁ。あ、僕はこの映画好きです。どこが良いのかときかれても答えられないんですが。

 そして日中、やっとのことで『ロード・オブ・ザ・リング』を観てきました。これが案の定というか、予想通りというか、どうにも映画世界に入り込めずに楽しめませんでした。最近の映画はカメラが走りすぎだと思うんですがどうでしょうか。もう少し長い上映時間で良いから、もっと落ち着いた演出にして欲しかったです。これについてはパートナーのM@co氏も同意見で。
 そういえば新宿ジョイシネマ1で観たのですが、場内がかなり騒がしかったのが気になりました。予告編の時にうるさいだけならまだしも、本編が始まってからもそこら中でヒソヒソ話しているし、本編が終了してエンドロールが始まった途端に話し声が大きくなって、携帯電話の画面が辺りで明滅する始末。都心の大劇場は久々に利用しましたが、どこもこんなにマナーが悪いんでしょうか。


4/26
 尾崎豊没後十年、だそうです。僕は尾崎をリアルタイムで知らなかったので(中学卒業ぐらいまで、歌手はほとんど知らなかのです)割と冷めてるんですが、同じ世代で尾崎のファンというのは多いんですね。ちょっと驚き。
 個人的には孤独とか不幸を歌うのは好きではないのです。現状肯定が僕の生き方なので。同じような理由で「明日があるさ」も苦手です。あれも前向きなようで、実は現状を否定しているという。ベストを尽くしたのなら現在の結果に満足できるんじゃないかなーと。理想論ですが。


4/25
 今週末に『バーバー』が公開。混むと思うんですが、情報が多く、予告編もそこらじゅうでやっているので、無視し続けるのが辛くなってきました。早く観てしまおうかと。
 そういえば先日『ビッグ・リボウスキ』をビデオで観ました。これで3度目。このまったり感がたまらないんです。『オー・ブラザー!』は単純に面白いんですが、面白くしようとしている分だけ薄まっている感じ。『ビッグ・リボウスキ』は、濃いです。実際朝の4時から見始めて、夜明け前の一番眠い時間でもあくび一つ出来ませんでした。こういう映画希望。

 と思ったら掲示板でけいなさんに『エトワール』を薦められて、けっこう気になっています。最近音楽映画づいてるのもあるのですが、これは純粋にドキュメンタリーとして面白そう。ううう、悩む……。
 これで時間がなければ悩まないんですが、狙い澄ましたかのようにゴールデンウィークが……。


4/23
 『M:I-3』の監督がデビッド・フィンチャーに決定。やった。この組み合わせは物議を醸しそうですが、トム・クルーズのM:Iシリーズは映像効果に力を入れるのが常なので、ハリウッドで最も映像に強いフィンチャー監督の起用には大賛成です。
 監督を納得させられる脚本が出てくるかどうかが最大の課題ですね。誰が書くんだろう……。

 RIP SRYMEのデビューシングルが聴きたくて、買おうかどうしようか迷っていたら弟T氏が持ってました。やったー。
 兄弟が多いとこういうときに便利です。CDや映画、漫画の趣味が3人とも似通っているので、誰か一人が入手すると他の2人も観る・聴くという構図。


4/22
 弟R氏から紹介されたサイト。映画『ロード・オブ・ザ・リング』の誤訳に関する摘発サイトとでもいうんでしょうか。こういうことはありがちで、特にこの映画の字幕に関しては悪い噂ばかり聞いていたので、一つの情報源として知っておくと良いのではないかと。原作ファンに不評という理由の一部が垣間見えるような。
 ハリポタの字幕はしっかりしてたんですけどね(「イッチ年生」とか)……。こういうのは日本語版小説の訳者とかに相談しながら訳すべきことだと思うんですが、そういうことはしていないんでしょうか。

 しかしこういうサイトを見て思うのは、攻撃的な言い回しはどうかなぁということ。あと情報量が多すぎて要点がとらえにくいのも。もっと簡潔な言い回しにして、分かりやすく表にまとめたりすれば反感も買いにくいんですが。
 一時期流行ったナディアとアトランティスの比較サイトみたいに(笑)


4/21
 ビデオで『ベルベット・ゴールドマイン』を観ました。良くできていると思うんですが、グラム・ロックの世界をかなりもじった作品らしく、門外漢としてはあまり楽しめませんでした。せいぜい主役2人のモデルがデビッド・ボウイとイギー・ポップだと察しがついたぐらい。フェアリーって誰? 程度の知識なので。

 それにしてもユアンはかわいいなぁ。


4/20
 PREMIEREの最新号で、マスター&パダワンのコーナーがなくなってしまいました。ある意味、一番楽しみにしてたコーナーだったのに……。


4/19
 京王線が痴漢撲滅キャンペーンか何かでポスターを作っていますが、「痴漢の罰は想像以上」かどうかは微妙じゃないでしょうか。最大で懲役1年または100万円以下の罰金って……。被害者の心情としては、とても我慢がならないと思いますが。


4/15
 『パニック・ルーム』がアメリカで好調みたいですね。このままいけばフィンチャー監督作品としては最高の興行収入を記録しそう。で、驚いたんですが、フィンチャー監督の作品で一番売れたのは『セブン』なんですね。あーうー。

 そしてそして、日本でも指輪物語第2部『二つの塔』の予告編が公開される運びになったようです。じゃあ見に行くのは公開が始まってからにしよう…。


4/13
 『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』を観てきました。すごい。いろいろテーマについて語りたいことがある映画というのは、近年では珍しいです。何か論じたいんですが、ここで一人で言ってもしらけるだけなので止めにして、とりあえずオススメだけしておこうかと。
 ちなみに、僕は"Tear Me Down"あたりが一番好きです。"Origin of Love"や"Wig in a Box"も曲としては良いんですが、一番ショックだったのが"Tear Me Down"なので。

 シネマライズはこれで2回目でした。意外に少ない。シネマライズで上映されたことのある映画は、けっこう観ているんですが、整理券を発行してくれない劇場なので敬遠していたのです。今回は、上映40分前から館内に入り、20分前ぐらいに入場口近くに移動し、係員が整列を呼びかけたところで真っ先に並んだら一番最初に入れました。しかしよっぽど観たい映画じゃないとこれからも行きそうにありません。
 向かいのシネクイントを見習って、ネット予約できるようにしろとまでは言いませんが、整理券を発行しないミニシアターは珍しいですよ……。


4/11
 『ブラックホーク・ダウン』が頭から離れません。あの戦闘シーンはすごかったなぁ……。ヘリや火器のの怖さが表現されていたと思います。特にヘリからのガトリング掃射とかの音は、最初に音だけが聞こえるような演出があって強調されていて、あれはトラウマになるなぁ、とか。


4/10
 最近の店員や勧誘員はタメ口が多いなあと思っていたら、どうやら今の若者は用件がストレートに伝わるタメ口が楽みたいですね。ある意味無駄がなくて良いな、と。敬語も良いんですが、あと何十年かすれば廃れるでしょうね。
 などと言いつつ自分では絶対タメ口では話さないんですが。ちょっと親しいだけの友人や年下相手にもタメ口は無理です。


4/9
 『アメリ』のCDを買ってしまいました。CDを買うなんて実に1年ぶり。でも出来は良いのですよー。とりあえずアコーディオンの暖かい音色が良いです。
 しかし、ここまでしっかりとメロディーを作られた音楽は久しぶりに聴いたようにも思います。最近はリズム重視の音が増えましたからね。そっちも好きですが、たまにきちんとしたメロディーの曲を聴くのも悪くないですね。しばらくはこればかり聴いていそうな予感。

 "Trouble Every Day"が気になります。主演はヴィンセント・ギャロとベアトリス・ダル。この2人なら、とりあえず観るだけ観てみようという気になるあたりが……。


4/8
 うわ、すごい久しぶりで済みません。ちょっと仕事が忙しくなると、すぐこれですね……。とりあえず生きてます。順調です。

 しかし忙しい忙しいと言いながら映画は観ていました。『モンスターズ・インク』と『ブラックホーク・ダウン』。両方ともなかなか良いんですが、あまり勧めるという感じでもないので、どうしたものか……。興味のある方はぜひ。

 そして、消化しつつも新作が続々公開されますね。なかでも全米で公開された『パニック・ルーム』(日本語版サイトはこちら)がなかなかの出足を記録していて、そちらは何をさしおいても楽しみです。傑作と駄作が今のところ交互に来ているデヴィッド・フィンチャーですが、そろそろ安定してきたんでしょうか。